まず、ウェンディーが生きていると言う考え方ですが、これは”ノライヌに殺されなかった”と言う意味です。
「ノライヌとうそつき姫」の章のスーザンとアマンダの会話と「むかしむかし」の章のマーサの手紙を見て、そう考えるようになりました。
「ノライヌとうそつき姫」の章が始まってすぐ、アマンダとスーザンがおしゃべりしています。
「えー?うそー?」
「ほんとほんと」
「なに あのかっこう・・・・ ひさーん」
そう言ってくすくす笑っていますが、これってウェンディーのことをですよね。
あとでスーザンが外にいる”白い服を着た子ども”をウェンディーだと言い当てたことから、ウェンディーがノライヌを呼びに行くために白い服を着て孤児院を飛び出して行ったところを見たから分かったんだと気がつきました。
そしてマーサの手紙ですが、10月の警察からの返事には”白い服の子どもと密接にいた”と書かれていますけど、ウェンディーのことには触れられていません。
その後の未送信の7通目にグレゴリーといたのはウェンディーであることと
ウェンディーがここの孤児院の子どもであることを説明しているので、警察には白い服の子どもとウェンディーが同一人物であると言う情報も行っていないと言う事になると思います。
話がちょっとずれました。
ここで肝心なのは、どうしてマーサはグレゴリーを調教していたのがウェンディーだとわかったのかと言うことなんですが、きっちり変装していたウェンディーが誰か分からなくても、いつものスカートをはいていた、もしくはカツラをつけていなかったかして、それがウェンディーだと気がついたんだと思います。
それで、マーサがウェンディーを目撃したころには、変装していなくてもグレゴリーは言いなりになっていたのではないか、という事なんです。
もしそうなら、最後にカツラを脱いだウェンディーはグレッグにとって殺す対象ではなかったと言うことになります。
わざわざ孤児院で着替えて行ったのは「こうなったら、本当にノライヌを連れて来ちゃうんだからね!」というウェンディーの決意を表しているのと、確実にノライヌを連れて来るためだと思います。
本人も変装をといても殺される心配はしてなかったと思います。
「ノライヌは主に忠実」と言っていたくらいだし。
ただ、このときにグレッグに殺されなくても冬の冷たい雨が降る中外を歩き回ったことや、その後、誰にも保護されなかったかもしれない(ウェンディーの1月や3月の手紙が孤児院にあること)などを考えると、体が弱くよく寝込んでいたウェンディーが生存している可能性はかなり低い気がします。普通に考えるなら。
あ~ややこしくて、自分でも何書いてるか訳が分からなくなってきます。(笑)
とりあえず、今日はこの辺でやめときます。
上手くまとめられないし。
深い…
それはひさんすぎ(笑)
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